「ゲームはやめられず、仕事には飽きる理由」がこれらしい・・・・
会社で過ごす1日は長くても、ゲームで過ごす時間はあっという間。なぜドラクエやポケモンといった「神ゲーム」は人を虜にするのか。世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー『残酷すぎる成功法則』(飛鳥新社)によると、「面白いゲームには人を退屈させない4つの要素が必ず入っている。そして、その4要素は仕事にも応用できる」という。その方法とは――。
何かにたいしてイラつくなら、それはたぶん、この4つの要素の少なくともひとつが欠けているからだ。
【1】Winnable:粘り強くやれば必ず勝てる
良いゲームは、プレーヤーが勝てるデザインになっている。デザイナーたちは、勝てないゲームをつくらない。ゲームには明確なルールがあり、私たちは本能的にそれがわかり、粘り強くやれば勝算が見込めると判断できる。つまり、楽観的になれる正当な根拠が得られるわけだ。ゲームはすべてのプレーヤーを、ジェームズ・ウォーターズのように、地獄の訓練を耐え抜ける人間に変えてくれる。
【2】Novel:手応えを覚えるチャレンジがある
すぐれたゲームには必ず新たなステージ(レベル)、新たな敵、新たな功績が用意されている。人間の脳はたえず斬新さを求めるので、よくつくられたゲームは、プレーヤーがつねに目先の変わったものに刺激を受け、興味をそそられるように配慮している。
【3】Goals:目標がハッキリしている
姫を救出するマリオであろうと、『コール・オブ・デューティー』最新版での敵を壊滅させるスペシャル兵士であろうと、すぐれたゲームでは攻略法が明確だ。それでプレーヤーは焦点に集中でき、意思決定をくだしやすい。
【4】Feedback:正しく評価され、ご褒美がもらえる
ゲームのプレーヤーが適切なことをすれば、得点、報奨、新たなスキルなどが得られる。間違ったことをすればペナルティが課される。そしてこれらはすべて瞬時に行われる。