大物ゲーム社長ガチギレ「任天堂と仲良くしたい、某掲示板で任天堂を嫌っているとか言われて迷惑」
http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/180724/3
──PSPでゲームを出すときに、プラットフォーム選びは悩みませんでしたか?
近藤氏:
当時はニンテンドーDSがすごく流行っていたから、各社は皆DSに流れて行ってましたね。
ただ、DSで売れているゲームのラインナップを見ていくと、ウチの製品がそこに入れるイメージがちょっと想像しにくかった。
やっぱりファミリー向けや低年齢向けを中心としたものがヒットしていましたから。
最終的にPSPを選んだのは、ユーザー層がファルコムファンとカブっていると判断したからです。
このあたりから「ファルコムは任天堂嫌いだ」なんて言われてしまうんですけれど(笑)。
加藤氏:
そうだよね、主に某掲示板で(笑)。
近藤氏:
僕らは別に嫌いどころか、むしろ仲良くしていただきたいと常々思っているのに(笑)。
DSが流行っていた頃、前社長の山崎と京都にご挨拶に伺っていますから。そのときに、開発を了承していただいたりもしたんですけれどね。
──ハード戦争がどうこうというのではなく、「PSPでゲームを出したこと」がファルコムのファンを若返らせたのだと、すごく感じていたんです。
近藤氏:
結果としては、僕らは「良かったな」と思っています。
ただ、京都に行ったときはコマンドRPGタイプの『イース』の企画書を新たに書いて持って行ったんですよ。
それが実現できなかったのは残念でしたけれど……。
そこまでやっているのに何で「ファルコムが嫌ってる」って言われなきゃいけないの? という(笑)。