メディア「クッパ姫でオタクの質が下がった。同人は本家に迷惑をかけない最低限のマナーがあった」
クッパ姫」とオタク肥大化の功罪
最近、SNSやイラスト投稿サイトで盛り上がっているキーワードがクッパ姫だ。
これは、任天堂のゲームソフト『スーパーマリオ』シリーズに登場するキャラクター・クッパを女体化させた二次創作キャラクター。
もちろん公式設定にはないキャラだが、「カメ型の敵キャラをあえて人間の女性に擬人化する」という意外性がウケ
思い思いのクッパ姫のイラストが投稿されて話題となった。一方、加熱するクッパ姫ブームに対して、
他のクリエイターからは注意を呼びかける声も挙がっている。
クッパ姫ブームをはじめ、二次創作はどこまで許されるのか?
肥大化するオタクカルチャーがもたらす功罪とは?
中略
同人活動には、「あくまでも一部のファンがこっそりと楽しむもので本家には迷惑をかけない」といった最低限のマナーのようなものがあり、
特に二次創作物に関しては、元ネタのファンや他人に不快感をもたらす可能性があることを自覚する必要がある。
しかし、昨今のSNSの普及によって二次創作を公開することのハードルが低くなり、
ルールを守らない一部ファンたちの自己中心的な問題行動が目立ちはじめ、
同人活動の根幹をなす「オリジナル作品をリスペクトする」という基本概念も揺らぎ出したのだ。
https://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2121392.html