有識者「8.6秒バズーカーはネットで拡散するデマを「静観」してはいけなかった」
■8.6秒バズーカーが「静観」してはいけなかった理由
ネット炎上の対策に詳しいMiTERU代表のおおつねまさふみ氏によると、
8.6秒バズーカーがネットで拡散するデマを「静観」してはいけなかった理由があるという。
「ギャグもコンビ名も一見意味が分からない。意味が分からないと、人間の心理として理由を知りたいという要望が出てくる。
腑に落ちるストーリーが既にコンビ名やギャグにあると『そういうもんだよね』となるが、
皆が『何でこういうことをやっているんだろう』『あれはどういう意味なんだろう』という状況で静観してしまったので、
火に油を注ぐというか、何もしないことは却って悪いことだった」
また、虚実が混じった状況におけるデマの拡散力について、
「ネットの特徴というよりも昔からのこと。僕が子どもの頃は『ノストラダムスの大予言』という本があって、
詩のここと、ここと、ここは大地震を表しているといったことはすごくワクワクして面白かった。
これはネット上のデマでも全く同じで、原爆の日にこじつけて考えると、『反日芸人だ』というのが予言の解釈のようになって、コンテンツとして面白くなってしまう。
それに対抗する、上書きできるような“もっと面白いこと”を言わない限り皆が信じてしまう。
信じた方が快感があるから広まってしまう」と説明した。
https://www.youtube.com/watch?v=kZJHL7hiQRo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00010005-abema-soci&p=3