香川県「本当はガチャ規制したかったけど企業活動の妨害になるのでやめた。時間規制は本意ではなかった」
香川のゲーム依存症対策条例、本当の狙いは「ガチャ規制」? 検討委員が「理解してもらえない。残念」とブログで語る
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/2001/27/news071.html
高田議員はブログの中で、ソーシャルゲームの「ガチャ」による依存症の危険を指摘しつつ、「これは社会問題です」と強く批判。
「中高生が簡単に手を出せてしまう現状は恐ろしいこと」「ゲーム会社にも責任がある」「私はゲーム依存症対策は、
『ソーシャルゲームでのガチャの問題がほとんどすべて』と言って良いと思っています」と、条例の主眼はあくまで「ガチャに伴う『依存症』対策」であったことを明らかにしました。
しかし、現在公開されている条例の素案(記事末にも全文を掲載)を見ると、「ガチャ規制」については一切盛り込まれておらず、
「18歳未満はゲーム1日60分まで」といった“ゲーム全体に対する規制”ともとれる内容になっています。これについて高田議員は、
「私としては条例の中でガチャに伴う『依存症』対策と明確に入れたかったけれども『企業活動への妨害』にも受け取られかねないことから、
ガチャの規制など具体的に書けず、腰砕けになってしまいました。
残念ながらこれは県条例としての限界です」
――と、時間規制は本意ではなかったと説明。
また、こうした配慮・譲歩にもかかわらず「民間の企業活動に公権力が踏み込むこと」などの批判があったことについては、「とんでもないです」「本当に悔しいです」ともつづりました。