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編集長がベルセルク作者に公開ダメ出し「セリフ多い展開急ぎ過ぎ背景要らない」


   

1: 名無しのアニゲーさん 2016/07/16(土) 23:48:46.03 ID:UGtPYndL0 BE:758283585-PLT(12000) ポイント特典
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「ベルセルク」特集 三浦建太郎×鳥嶋和彦対談 (4/5) - コミックナタリー Power Push
http://natalie.mu/comic/pp/berserk02/page/4
鳥嶋 (中略)そして色んなことを勉強してどんどんテーマを掘り下げるけれど、それをセリフで伝えきろうという強引さもある。僕が担当だったらセリフは5分の1にして、カット数は4分の1にするかな。
何故なら三浦先生は絵の力以上に、言葉の力・セリフの力を持っている作家だから。もちろんあなたは絵が抜群に上手い! けれどもあなたの本当の力はセリフにこそある! セリフに愛があるんだ。きっとあなたは優しい人間なんでしょうね。

三浦 これは……恥ずかしいですね(笑)。

鳥嶋 お世辞じゃないですよ。それからキャラに関する展開が急ぎ過ぎかな。3分の1のスピードでようやく読者の視点になります。

三浦 死ぬまで終わらなさそうだ(笑)。

鳥嶋 それもいいんじゃないですか? 終わらなくちゃいけないなんてルールはないんだから。あなたの中にキャラクターの描きたいものがあり、そこに向かっていければそれでいいじゃない。

三浦 これは個人的な好みですが、僕はキャラも好きですが、怒涛のようなストーリーにも憧れていて、それを描きたいとも思ってしまうんです。

鳥嶋 それは錯覚というか、そのままキャラを描くことがストーリーに繋がると思いますね。それからもうひとつ、あなたは編集者としての視点を自分の中に抱えちゃダメです。
あなたのような作家は心の中に編集者もいるから、自分に対して厳しい。担当編集者が気づかなくても、自分だからわかる問題点が見えてしまう。そして先に自分の作品を自分で切ってしまうところがあるんです。

三浦 なるほど……。今からそんな意識改革できるかな。

鳥嶋 できますよ。

三浦 確かに1話にギチギチに詰め込んでいるせいで筆が遅いというところもあるので、もっとゆっくりにしてもいいかもしれません。

鳥嶋 もっと言うと、背景はいらないです。

三浦 それはたまに自分でも思います(笑)。


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