ラノベ作家・渡航先生「アニメ界で本当に叩くべき存在はプロデューサー」
日夜アイドル的人気を博し、華々しい輝きを見せる声優業界。そんな中、10月に始まったTVアニメ『ガーリッシュナンバー』が物議を醸している。まず、なんといっても、主人公である新人声優・烏丸千歳の性格が非常に悪いのだ! 声優業界、アニメ業界のあることないことを詰め込み、賛否両論を呼んでいるアニメ『ガーリッシュナンバー』の原案・シリーズ構成を務める渡航氏に直撃インタビュー!
(前略)
それでは、『ガーリッシュナンバー』を手がけていて、「勝ったな! ガハハ」と感じたことはありますか?
渡航:
辛くてしょうがない…(笑)。とりあえず、『ガーリッシュナンバー』を通して、本当に叩くべき存在はプロデューサーである、ということを伝えていきたいですね!(笑) おそらく九頭Pを通じて、それを伝えることが出来たのは「勝ったな! ガハハ!!」ですね。
『ガーリッシュナンバー』は、プロデューサーに振り回されてしまったご自身の経験が活きた作品だと(笑)。
渡航:
『俺ガイル』をはじめ、これまでの作品は、とても良い関係を築いていたんですけど…おかしいな(笑)。ただ、メーカーのプロデューサーって、アニメ界ではどうしてもあまり表に出てこなくて、フィーチャーされづらいんですけど、かなり重要なポジションなんです。だから、そういった存在を知れると、よりアニメを楽しく見れるんじゃないかな? って。なんとなく、そんなポイントは見せられたんじゃないかな。ただ、視聴者が本来求めていたアイドル声優アニメではなかったという(笑)。本来多くの方に観ていただきたいと思っていたはずが、なぜ急にフルイにかけてしまったのか…。
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