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東大教授「ガンダムの作者は戦争を知る世代なのに戦争の悲惨さを伝えようとして結果として戦争をカッコよく描くことに陥っている」


   

1: 名無しのアニゲーさん 2022/08/14(日) 11:22:09.67 ID:H18jmcH20 BE:597533159-2BP(1000)
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ガンダムと女性狙撃兵の共通点 エンタメで反戦を訴える難しさ
2022/8/13 05:00(最終更新 8/14 09:43)
https://mainichi.jp/articles/20220811/k00/00m/040/213000c

◆ガンダムは戦争の悲惨さを伝えようとしたが…

――趣味的という話の関連で、戦争を描いたエンターテインメント作品は、反戦を訴えても違う受け取り方をされがちです。
アレクシエービッチさんの作品の漫画版が、「軍服を着た女の子萌(も)え」として消費されるようなことも起きます。

逢坂 アニメ「機動戦士ガンダム」を作った人たちは、若者向けエンターテインメントで戦争の悲惨さを伝えようとしました。
なのに、結果として「戦争を格好良く描ける」という禁断の扉を開いてしまった。
空襲の記憶がある世代が関わってさえ、こうした誤解が起きます。
結局、作者が口を酸っぱくして反戦を言い続けるしか、誤読を防ぐ方法はないと思います。

宇野 ややずれますが、宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」を連想しました。
主人公は零戦の設計者で、決して戦争を肯定するわけではないが、飛行機の美しさを追求して戦闘機を造ります。
尊い営みだが、できるのは兵器という矛盾。
一個人の中で「戦争は嫌」と「飛行機は美しい」が両立してしまう。この複雑さも人間です。


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