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識者「ガンダムブームの立役者は女性です。男は後追い」


   

1: 名無しのアニゲーさん 2022/09/16(金) 19:22:04.92 ID:CAP_USER9
 最近では、プラモデル作りを愛好する女性も多くなりましたが、それでも「プラモデルと言えば男性の趣味、当然、ガンプラを愛好している主力も男性で、MSでの戦いが繰り広げられる『ガンダム』は男性主体の人気コンテンツだ」そうした認識を持つ人はいまだ多いでしょう。

 では、実際はどうだったのでしょう。1979年に放送が開始された『ガンダム』を熱心に応援した最初のファンは、むしろ女性でした。

 彼女たちは、劇場アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』などで、今注目されているマンガ作家でアニメーターでもあった「安彦良和」さんがデザインしたキャラクターが大好きだったのです。

 安彦さんは、ガンダムを制作したサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス、当時・日本サンライズ)が『ガンダム』以前に下請け制作をしていた『勇者ライディーン』(東北新社)、『超電磁ロボ コン・バトラーV』(東映本社)などのキャラクターデザインや作画等で、既に女性ファンから注目されていたアニメーターでした。

「男児の世界に現れた女子好みのイケメンキャラ」

 当時の男児をターゲットにしたTVアニメーションのキャラクターには、たくましく男らしい絵柄が求められていましたが、そんななかで、安彦さんの描くキャラクターは、スマートでシャープ、甘い顔立ちの、ちょっと少女マンガ風のイケメンだったのです。

 このキャラクターに注目したのが、制作側が想定していた視聴者ではない、高校生や大学生のハイティーン女子でした。彼女たちは『ガンダム』で安彦さんがデザインした、主人公アムロや、敵方のシャア、ガルマなどの、いわば「美形キャラクター」にまず注目し、自ら同人誌などを作って、その作品世界やドラマなども紹介。まだ世の中にはほとんど知られていなかった『ガンダム』を愛情一杯に応援しました。

 また同じ頃、そんなアニメ人気に気が付いた出版社が次々と立ち上げたアニメ専門誌も『ガンダム』を取り上げ、アニメ好きの若者たちから大いに人気を得ることになっていったのです。

 一方、ガンプラが発売されたのは『ガンダム』の放送が終わって半年後です。さらにそれが一般に知られたのはその数か月後で、ガンプラを購入しようとした大勢のファンが、エスカレーターで将棋倒しになるという事件がニュースに取り上げられたからでした。

 こうした事実から、『ガンダム』人気の立役者は誰か? と訊ねられたら、まずは女性アニメファンであり、それを全国レベルに押し上げたのが男性ガンプラファン、ということになるのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/218bd9455ffb054d1fc0a27c29ce911a8fe69ad3

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