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映画監督「アニメがヒットする横で実写は大コケ。このままでは日本の映画はすべてアニメになってしまう


   

1: 名無しのアニゲーさん 2017/03/15(水) 17:56:48.01 ID:uo1VzI/00
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ここ最近、映画を見る層が変わってきたんですよ。
去年の『君の名は。』や『この世界の片隅に』が大ヒットする脇で実写が大コケしているのを見てもそうなんですけど、
映画って"上から降ってくる"ものじゃなくなったんですよね。昔は、あのスターが出る、こういう作品がきますから、というので上から恭しく降りてくるものだったものが、
今は「となりの人が作ってるのおもしろそうだから見てやろう」みたいな"下から湧いてくる"ものになってきた印象ですね。

――でも下からヒットさせるというのはかえって難しいのではないでしょうか。

いま映画を見ている人たちって、Twitterがアニメアイコンの人たちなんですよね。
今回の『君の名は。』も『この世界の片隅に』にしても、SNSをやっている人たちが拡散していったわけじゃないですか。
だからいかにそういうネットのリテラシーの高い人たちに拡散してもらうようにするかが大事になってくる。
今はネットの盛り上がりを受けて、ようやくそこでメディアが取り上げて、「ネットでこういうのが話題ですよ」と取り上げる。だめですよ、メディアがそんな後追いをしていたら。

――そこは本当に耳が痛いお話です。

自分自身も映画やテレビをやっている人間なので、本当は我々がブームを作る側だったはずなのに、
いつの間にかブームを追う側になったのは本当に嘆かわしくって、そこは変えていかなきゃいけないなと思うし、
プロである以上どうやったらその離れてしまった人たちを取り戻せるのかというのも考えなくちゃいけないなと感じています。

それともう一つは、ネットのリテラシーが高くない人たちが接触しやすい映画メディアを緊急に作らないと、日本の映画は全部アニメになりますよ。
今アニメがどんどんランキングに入っているのは、アニメがいいからではないんですよ。
実写をやっているということを知る機会がなくなっちゃったからみんな見に行かなくなったというだけなんです。
だから実写のいい作品をちゃんと作って、その情報をきちんと届ける術をもったら、もう一回実写は復活すると思うんですよ。

http://news.mynavi.jp/articles/2017/03/14/frogman/


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