宮﨑駿「めぞん一刻は五代が管理人を押し倒せば終わった話。ダラダラ引き伸ばし過ぎ」
1: 名無しのアニゲーさん 2017/09/12(火) 10:51:31.62 ID:PJgHD+WAa
押井守 『コミュニケーションは、要らない』 p.131
宮さんの言葉を借りるなら「あの五代ってお兄ちゃんが響子さんを押し倒せばそれで終わる」。
「結婚してくれ」と言えば物語は終わってしまうということだ。
言わないから、あの物語は何年も続いた。何年も続けるためにあの男を優柔不断にしたわけだ。
いつも言うのだけど、主人公が優柔不断であるとか、根拠を持たないがゆえに起こるドラマはドラマではない。
そして、日本のアニメやマンガや小説の多くはこれに当てはまる。ようするに未熟なのだ。
未熟であるがゆえに生起するドラマはドラマとは呼ばない。ドラマとは「価値観の相克」のことだ。