チケット売買サイト激怒「中古ゲームはよくなぜチケットはダメなんだ?声明は独裁主義だ」
http://ashikagunso.blog.jp/archives/55540074.html
チケットの転売、二次流通にアーティストやプロモーターが反対するのは理解できます。
中古ゲームソフトや古本と同じように、いくら売れてもアーティストにお金が入らないので、それは嫌でしょう。
ただ一方で「高額転売」と 主催者側が一方的に決めるのには違和感を覚えます。
高額かどうかを判断するのはライブを見るファンであって、アーティストでも主催者でもない。
野球であれば、ネット裏は立ち見席の10倍の値段です。
ボクシングやバスケットボールなら、リングサイド・コートサイドが定価で10万を超えることも珍しくありません。
「良い席で見たい、そのためにはお金を払ってもいい」
というファンの要望は、自然なものではないでしょうか。
実際に、我々チケットストリートは日本バスケットボールリーグ(NBL)の
「主催者公認」による再販をのべ2年間にわたって担当し、ファンの皆様にも支持されてきました。
買い占めによる値段の吊り上げは違法ですし、取り締まるべき犯罪です。
ただそれは「買い占めさせない」ための仕組みづくりという問題で
正当に手に入れたチケットを転売するかしないかとは全く違う話です。
弊社チケットストリートは、チケットの個人間での取引、二次流通をおこなっていますが、
「不当・違法な買い占めの撲滅」については、アーティスト、主催者の皆様と協力して進めていくことに異論はありません。
しかしながら、正当・公正な抽選なり先着順なりでチケットを手に入れた一般個人が
自由にチケットを売る権利は、自由な市場を持つ資本主義経済の根幹として守るべき権利だと考えます。
一つの例ですが、海外のファンはどうやって日本公演のチケットを買えばいいのでしょうか?
日本人だけに、日本語で売るチケットだけで良いのでしょうか。
また、「チケット転売による詐欺などの被害」については
チケットストリートは全てを解決しています。
アーティスト・主催者が「俺の言うとおりにチケットを買え」というのは
単なる独裁主義・管理経済でしかありません。