メタルギア小島監督「『ザ・ボーイズ』と自分が作ってたゲーム企画が丸かぶりしたからお蔵入りした」
ゲーム企画は特殊刑事班のバディものだったそうで、主役はマッツ・ミケルセンにしようとしていたようだ
小島監督が『ザ・ボーイズ』と似たようなコンセプトのゲーム企画を頭のなかで考えていたようだ。しかしながら、コンセプトが似ているとしてゲー
ム企画はお蔵入りになっていたことをツイートで明かしている。一連のツイートが話題になり、監督のゲーム企画の話は『ザ・ボーイズ』関係者の
ジャック・クエイドと、エリック・クリプキにまで届いている。
『ザ・ボーイズ』は腐敗したスーパーヒーローをテーマにしたAmazonのドラマだ。ドラマは特殊能力のもたない「ザ・ボーイズ」と呼ばれるものたち
が腐敗したスーパーヒーローを倒そうとする、風刺のような内容となっている。
小島監督はドラマはシーズン1の3話で止まっていたようだが、6月3日からシーズン3が配信されたためか、視聴を再開したようだ。ドラマのシーズン1
が配信されたのは2019年。その当時に監督はドラマを見ていたようで、自身のゲーム企画とドラマのコンセプトが似ていることで、ゲーム企画はお蔵
入りになった模様。ゲーム企画は伝説のヒーローたちと裏で対峙する特殊刑事班のバディもので、主役は『DEATH STRANDING』にも出演したマッツ・ミ
ケルセンにしようと考えていたようだ。この企画は監督の脳内で構想している段階で、企画書を作るようなところまではいっていなかったらしい。
その後、監督はドラマのシーズン1を8話まで見たとツイート。この段階でアンチヒーローもののコンセプトは同じだったが、自身のゲーム企画とドラ
マは設定などで大きく違っていたとツイートしている。
監督の一連のツイートが話題になったためか、なんとこの話は『ザ・ボーイズ』でヒューイ役を務めたジャック・クエイドと、ドラマの企画などで知
られるエリック・クリプキにまで届く結果となった。彼らは驚きをツイートしており、エリック・クリプキは「『ザ・ボーイズ』のゲームを作ってく
ださい」とまで書いている。