生成AIアート展にワコムが協賛→反AIブチ切れで炎上。ワコム「協賛していません」と否定
大阪市の学校法人が主催する生成AIアートのコンテストを巡る騒動で、ワコムは5月15日、公式Xアカウント(@wacom_info_jp)で謝罪文を掲載した。
当初、コンテストの協賛社一覧にワコムの名前があったが、主催側の手違いで、実際には協賛はしていないという。
騒動があったのは清風明育社が主催する「全国AIアート甲子園@i-SEIHU」。
全国の高校生・高専生を対象に画像生成AIを利用したイラストを募集し、入賞者には賞金・賞品を贈るというもの。
当初の規約には「入賞作品の著作権は主催者に帰属する」と記載があり「成果物を奪うつもりか」と物議に。
また、コンテストの協賛社としてワコムの名前があったことから「クリエイター向けに商売をしているのに、客を舐めている」とワコムを批判する声も出ていた。
一連の声を受けてか、5月13日午後6時ごろに規約が改定され「入賞作品の著作権は主催者に帰属する」には取り消し線が入った。
また、協賛社一覧からワコムの名前も消えた。
当時、ITmedia NEWSがワコムに経緯を聞いたところ、少なくとも電話をした担当者は協賛について把握していなかったとし、主催者側による手違いの可能性もあると回答していた。
生成AIアートコンテスト巡る騒動、ワコムが謝罪 「手違いで協賛に掲載されてしまった」
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2405/15/news175.html