【画像】ゲームプログラマー志望の学生に基礎のC言語から教えて挫折させた人、なぜかぶっ叩かれまくってしまう
ゲームプログラマー志望の大学一年生を弟子にとってみたけど、うまくいかなかった
https://note.com/tecopark/n/nb250723afbf6
うまくいかなかった育成プログラム
なにがあったのか書いてみる。
開始時点で彼のプログラミングスキルを確認したが、彼には申し訳ないがほぼ0だと判断した。
なので基礎から学ばせようとした。最初の課題は以下だ。
・C言語の初心者向けの技術書を読んでほしい。
・C言語でCUI上でうごくじゃんけんゲームを作って
この課題はクリアして次の課題は以下にした。
・C言語でCUI上でうごくトランプのブラックジャックを作って
少し時間はかかったがコードレビューしながら完成した。
次に以下の課題を出した。
・C言語でCUI上でうごくトランプのポーカーを作って
このあたりからアウトプットのペースが落ちてきた。
本も最初の二カ月あたりは読めたが、三ヵ月目から続かなくなっていた。
さらに時間はかかったがコードレビューしながら完成した。次の課題を出した。
・作ったポーカーを改造して、存在しない7枚版ポーカーを作ってほしい。オリジナルの役を考えて実装してほしい。(彼の創造力を確認したかった)
結局、これが途中まで進んだが完成しなかった。作成途中のオリジナル役に対して、既存役の延長じゃなく、もう少し工夫のある存在しない役を考えて欲しいと私が例を出しながら注文した。
そしてこの途中、この課題は中止となった。彼から提案があったからだ。
「課題のプログラミングが義務感になっている、一ヵ月、自分で課題を設定して作りたいものを作りたい」
私は了承した。作ってる途中分からないことがあったら何でも質問してとは伝えた。
そして一ヵ月後、彼から質問は一度もなくアウトプットもなかった。
この一ヵ月で実質授業以外でやったプログラミングの時間を確認したら、2、3時間程度だった。
モチベーションが上がらないと告げられた。
続けて彼は言った。この話をもらった時、とても嬉しくて成長できると思った。一日一時間は毎日プログラミングする時間を作ると思った。が、現実はそうならなかった。と。
ゲームプログラマーになりたい気持ちは今も変わらないが、プログラマーに向いているのかは分からなくなった。大学の講義を受けながら考えていきたい。
このまま進めるのは申し訳ない気持ちが大きい。
ということで、終わりにしようという話になった。
「思っていた自分とのギャップを感じた。それを自覚できたことはとてもよかった」
と言ってくれたので、全くの無駄にはならなかったのかなとは思っている。が、結果としては残念である。