【速報】オタク達が『萌え』に飽きて『推し』に乗り換えた理由、完全解説されてしまう
1: 名無しのアニゲーさん 2025/01/05(日) 16:22:54.154 ID:6TtLY1SMI
「萌え」と「推し」の間にあるものは、自分との距離だ。「萌え」は自分と同程度か自分より少し低いところにいる対象に発動する。
しかし「推し」は理想化するくらい、自分よりも高いところにいる対象に発動する。
要は、「萌え」は応援するものではないが、「推し」は応援するものなのだ。
「推し」には、応援したり推薦したりする、つまり、上に押し上げたいという欲求が存在する。
だが「萌え」は、自分と近い場所にいてくれることが重要である。
『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイに萌えるオタクが「綾波レイにもっと人気になってほしい!」なんて思わない。
だが『名探偵コナン』の安室透を推すオタクは、安室透に100億の男になってほしいのである(*2)。
ここに熊代の指す「鏡映自己対象」と「理想化自己対象」の違いがある。
つまり「萌え」は好きな対象への瞬間的な欲求だが、「推し」には自分のアイデンティティを代替させたいという欲求が入り込む。
「推し」は、自分の理想化した行動をとってほしい、その理想化の一部に自分もなりたい、という理想アイデンティティを託す対象なのだ。